同盟福音基督教会 笠松キリスト教会 2023年4月発行
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昨年「ぎふ信長まつり」で岐阜は大いに盛り上がりました。 先の見えない今だからこそ、戦国時代という混乱の時代に、希望を抱いて生きた人たちに思いが向くのかもしれません。 織田信長が濃姫を妻として迎え、斎藤道三の娘婿となったころ、岐阜から遠く離れた鹿児島にポルトガルの宣教師ザビエルが上陸しました。 ザビエルは鹿児島滞在中、かの地で最も尊敬を受けていた福(ふく)昌(しょう)寺の老僧とたびたび会いました。 ザビエルはある時、老僧に質問をします。「若い時と老いてからでは、どちらの方が良いのでしょう?」、「もちろん、若い時です」。 再びザビエルは質問します。「なぜですか?」、僧は答えます。「若い時には健康があり、病が少なく、痛みも少なく、まだこれからだという未来があります。 しかし、老いると身体のあちこちに痛みがあり、病があり、しかも先が短いからです。」 そこでザビエルはひとつのたとえ話をしました。 「ここに一艘の船があり、港を出て必ず次の港に行かなければならないとします。乗客は高波や大嵐のただ中にあり、 しかもその船旅がこれからも延々と続くという時と、目の前に目指す港が見えてきて、さまざまなことがあったけれども、 やっと安全な港に着けるという時では、どちらの方がうれしいでしょうか?」 老僧は答えます。「バテレン殿、港が見える時の方がうれしいと私でもわかります。 しかし、私にはどこが安全な港なのか、どうやってその港にたどり着けるのかがわかりません」。 問題は「どこに港があるのか」、「どうやったらその港にたどり着けるのか」です。 たましいの港、故郷(ふるさと)である天の御国には罪に汚れたままでは入ることができないからです。 イエスさまは、この地上の歩みを終える私たちが神の御国に入ることができるよう、十字架に架かることによって、 私たちが受けるべき罪の罰を身代わりに受けてくださいました。イエスさまは私たちと離れず、天の御国にまで導いてくださいます。 イースターは、十字架に架けられたイエスさまが復活し、私たちを天の御国に入れてくださる約束が実現したことを感謝してお祝いをする日です。 あなたもイエスさまを信じて、たましいの故郷へ帰る望みを得ませんか。 |
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イエスは彼に言われた。 「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。 わたしを通してでなければ、 だれも父のみもとに行くことはできません。」 ヨハネの福音書14章6節(新約聖書) |
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