参照箇所 ※ 口語訳聖書

<マルコの福音書15章22-41節>
15:22そしてイエスをゴルゴタ、その意味は、されこうべ、という所に連れて行った。
15:23
そしてイエスに、没薬をまぜたぶどう酒をさし出したが、お受けにならなかった。
15:24
それから、イエスを十字架につけた。そしてくじを引いて、だれが何を取るかを定めたうえ、イエスの着物を分けた。
15:25
イエスを十字架につけたのは、朝の九時ごろであった。
15:26
イエスの罪状書きには「ユダヤ人の王」と、しるしてあった。
15:27
また、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりを右に、ひとりを左に、十字架につけた。
15:28こうして「彼は罪人たちのひとりに数えられた」と書いてある言葉が成就したのである。〕
15:29
そこを通りかかった者たちは、頭を振りながら、イエスをののしって言った、「ああ、神殿を打ちこわして三日のうちに建てる者よ、
15:30
十字架からおりてきて自分を救え」。
15:31
祭司長たちも同じように、律法学者たちと一緒になって、かわるがわる嘲弄して言った、「他人を救ったが、自分自身を救うことができない。
15:32イスラエルの王キリスト、いま十字架からおりてみるがよい。それを見たら信じよう」。また、一緒に十字架につけられた者たちも、イエスをののしった。
15:33昼の十二時になると、全地は暗くなって、三時に及んだ。
15:34
そして三時に、イエスは大声で、「エロイ、エロイ、ラマ、サバクタニ」と叫ばれた。それは「わが神、わが神、どうしてわたしをお見捨てになったのですか」という意味である。
15:35
すると、そばに立っていたある人々が、これを聞いて言った、「そら、エリヤを呼んでいる」。
15:36
ひとりの人が走って行き、海綿に酢いぶどう酒を含ませて葦の棒につけ、イエスに飲ませようとして言った、「待て、エリヤが彼をおろしに来るかどうか、見ていよう」。
15:37
イエスは声高く叫んで、ついに息をひきとられた。
15:38
そのとき、神殿の幕が上から下まで真二つに裂けた。
15:39
イエスにむかって立っていた百卒長は、このようにして息をひきとられたのを見て言った、「まことに、この人は神の子であった」。
15:40
また、遠くの方から見ている女たちもいた。その中には、マグダラのマリヤ、小ヤコブとヨセとの母マリヤ、またサロメがいた。
15:41
彼らはイエスがガリラヤにおられたとき、そのあとに従って仕えた女たちであった。なおそのほか、イエスと共にエルサレムに上ってきた多くの女たちもいた。

http://bible.salterrae.net/kougo/html/

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